佐賀県の農家の方に新しいえごまの栽培方法を教えてもらいました。
先日佐賀県で有機栽培農家をしている方からえごま栽培について教えてもらいました。
その作り方は一般的な栽培方法とは全く違ったもので、収量が一般的なえごまの農家の反収の6倍以上あるというもの。
この反収をほかのえごま農家の方が聞いたら、驚かれるかと思います。
そして信じられないと思うかもしれません。
ただこの方は現在はえごま栽培をしていないものの、実績がすでにあります。
その栽培方法は私たちにだけ教えてくれたので企業秘密なのですが、もうひとつ面白い話を教えてくれました。
それは最近佐賀県には反収40トンのきゅうりを生産する新規就農者が現れたという話です。
一般のキュウリ農家の倍の反収を、それも新規就農者が生産しているというのですから、びっくりしますよね。
だけどこれが現実で、すでにいろんなアグリニュースで取り上げられています。
二つの話に共通するのは、栽培方法が違えばこれだけ反収が違ってくるよという話で、今までの常識を疑うことが大事だということ。
常識を疑うという話については、最近は米の一粒一粒の大きさが小さくなっているという話がわかりやすいかもしれません。
この原因は高温障害にあるそうです。
先ほどの佐賀県の農家さんはこのように発想します。
これからも夏場の高温が続くのであれば、今までと高温期のピークをずらして(今までより早めにするか、遅くするか)栽培しないといけないと考えていました。
これだけ気候が変動しているのに、今まで通り栽培していては同じことの繰り返しになってしまう。
こうした試行錯誤を繰り返すこと、そして日ごろから勉強していることが結果を生んでいるのだと思います。