【インタビュー】農家の4つの悩みとは?
最近農家の方とお話しする機会が増えていますが、その中で話題になるのは、1)農作物の販路をどう増やしていくのか(反収をどう増やすか)、2)高齢化&働く人の減少→スマート農業、3)夏場の高温の問題、4)自身の健康の問題です。
1)農作物の販路をどう増やしていくのか(反収をどう増やすか)
先日放送された「モーニングショー」では、米作農家の生産コストが高く、そして労働時間が長い結果、反収が少ないということが話題になりました。
農家の方は「販路があればいくらでも作るよ」と言いますが、実際は販路がなくて困っているのが現状です。
作ったとしても販路がなければお金になりません。
いかに販路を開拓するかが大事であり、その一つの方法として当店がお役に立てればと思って頑張っています。
2)高齢化&働く人の減少→スマート農業
基幹的農業従事者数は、2000年から2020年にかけて、240万人から136万人へと100万人減少しています。
また、農業従事者の平均年齢は68.7歳で、年齢構成では70歳以上の層が全体の約6割を占めており、高齢化も深刻です。
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後継者がいないというのは農業が稼げないから。
1年1年農家の皆さんは年をとっていきます。
経済的に、体力的に厳しくなれば、辞めていく農家の方も増えていくことでしょう。
そのためにも、スマート農業や新しいアイデアを取り入れて行くことが大切であり、弊社では「穀物選別機(えごまやごま」で少しでも農家の方のサポートができればいいなと思って頑張っています。
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熊本県のえごま生産者のところでえごま選別機のデモを行いました!
3)夏場の気温の問題
先日佐賀県の農家さんにえごまの粒のサイズが小さくなっていることについて尋ねたのですが、その方は「お米の粒が小さくなっているのと同じですよ」と言いました。
稲の刈り取りの適期は、出穂後の日平均積算温度が約1000℃を目安にするそうです。
米の積算温度とは、稲の栽培や管理に重要な値で、毎日の平均気温の合計です。
夏場の気温が高い状態が続くと、以前からすると積算温度が早くなってしまいます。
そのことが米のサイズが小さくなっている原因だと考えられるそうで、えごまも同じではないかということでした。
つまり、今まで通り育てていてはだめだということです。
4)自身の健康の問題
この前農家の方といろんな話題について話した中で健康の話題が3つ出ました。1)認知症が心配、2)うつ病が心配、3)足腰が弱っているかも?という話題でした。
以前から特に注意してチェックしているニュースが高齢者のフレイルの問題であり、その中でも気にかけているのが、認知症、うつ病、足腰が弱る(骨粗しょう症)ことです。
今全然大丈夫と思っている人もひとたび自分自身やご家族が健康じゃなくなる(病気になる)とその生活はどんどん悪くなっていきます。
働けなくなるし、旅行にも行けなくなるし、ふさぎ込みがちになります。
その結果、認知症・うつ病・足腰が弱るリスクが高まります。
大事なことはいかに健康を維持するのかです。
健康の基本は、良い食事と運動と休息をとること。
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